カラオケで注文する飲み物には悩みますよね?
喉に痰がからんでしまったり、イガイガしたりすることもあるので、「なるべく歌いやすくなる飲み物を注文したい」という方も多いと思います。喉の負担を和らげられれば、より気持ちよく歌えるようにもなるでしょう。
今回は『カラオケで喉に優しい飲み物を選ぶ方法』をご紹介します。
カラオケで喉に優しい飲み物を選ぶ方法
なるべく飲まないほうが良い飲み物
冷たい飲み物・熱すぎる飲み物
カラオケで歌っているときに、冷たい飲み物を飲むと喉が潤されたような気になりますよね?
しかし、実は冷たい飲み物は筋肉が緊張して、歌いづらい状態になってしまいますのでオススメできません。もし飲むとしても、氷抜きで注文して、なるべく喉を冷やさないようにしたほうが良いでしょう。
ただし、逆に熱すぎる飲み物も、口の中や喉をやけどしてしまう恐れがあります。温かい飲み物を飲む場合も、すぐにではなく冷ましてから飲むようにしてくださいね。
アルコール
アルコールは体の血行を良くし、分泌機能が活性化して喉の油分が増えますので、少しだけ飲むくらいなら、むしろ喉に良い影響を与えることもあります。
しかし、飲み過ぎると血行が良くなり過ぎてしまいますので、その状態で無理に歌い続けると、声帯が内出血してしまうこともあります。
ですから、お酒を飲みながら歌っている時に、よく「声がかすれてしまう」という方は要注意です。
また、そもそもカラオケには2次会で行く方も多いのではないでしょうか?
1次会でお酒をたくさん飲んで、さらにカラオケ店でもお酒を飲んで歌ってしまえば、それだけ喉には負担がかかってしまいます。みんなで飲みながら歌うのは楽しいですが、カラオケに行った時のお酒はほどほどにしておきましょう。
カフェインが入った飲み物
コーヒーを飲むと喉が渇きますよね?
それはつまり、喉には良くないということです。コーヒーに含まれるカフェインが喉の油分を奪ってしまいますので、その状態で歌うと喉に負担がかかってしまうのです。
カフェインが含まれている飲み物は、コーヒー以外にもこんなにあります。
- 烏龍茶
- 緑茶
- 紅茶
- ほうじ茶
- 玄米茶
- ココア
これらの飲み物は健康には良いイメージのある飲み物です。特に緑茶などにはカテキンが含まれていますので、風邪を引いた時には喉に良いとされています。
しかし、カラオケで歌う時には喉に良いとは言えませんので、カフェインが入った飲み物は避けたほうが良いでしょう。
ジュース
カラオケでお酒ではなくジュースを飲んでいる方も多いと思いますが、ほぼ全てのジュースが、喉にはあまり良くありません。
ジュースを飲むと、口の中や喉がネバネバしますよね。これは、ジュースに含まれている砂糖によって、口の中の水分が奪われてしまうからです。
ですから、歌っている時に「痰が絡みやすい」という方は要注意です。
また、炭酸飲料は喉に刺激を与えてしまうので、さらに良くありません。飲むと喉がシュワシュワして気持ちいいんですが、実はそれが喉に負担をかけてしまっているのです。
無難な飲み物
歌っている時に最も無難なのは「常温の水」です。水には余計な成分が入っていませんからね。カラオケのメニューにはありませんが、頼めば店員さんが持ってきてくれます。
とは言え、みんなで盛り上がっている時に、水だけというのは注文しづらいかもしれません。そういう場合には、他の飲み物と一緒に注文すると良いでしょう。お水も飲んで喉を潤してあげれば、喉への負担も軽減されます。
今回ご紹介したのはあくまでも一般論であって、絶対ではありません。中には飲みながら歌っても平気という方もいると思います。
ですから、色々と試しながら自分に合った飲み物を探してみたり、その時々で飲み物を変えていくというのも良いでしょう。
いずれにしても、なるべく喉に負担をかけたくないのであれば、何を飲むにしても、お水も合わせて注文しておくことをオススメします。
まとめ
今回は『カラオケで喉に優しい飲み物を選ぶ方法』をご紹介してきました。
- 冷たい・熱すぎる飲み物はNG
- アルコール・カフェインが入った飲み物:声がかすれやすい方は避けるべき
- ジュース:痰がからみやすい方は避けるべき
- 最も無難なのはお水
つまり、カラオケ店のメニューにあるほぼ全ての飲み物が、喉に何かしらの負担をかけてしまうということです。その負担を軽減するために、お水も合わせて注文しておきましょう。
ただし、歌っていると喉の調子が悪くなるという方は、飲み物以外にも原因がある可能性もあります。喉が痛くなってしまう原因をこちらでまとめていますので、よろしければ参考にしてみてくださいね。
