カラオケで高音を出すのは難しいですよね。高い声が出ないために、好きな曲を歌うのを我慢している方も多いと思います。
しかし、そんな難しい高音も、ちょっとしたコツで出しやすくなります。
今回はカラオケの高音の出し方のコツを4つご紹介します。
カラオケの高音の出し方 4つのコツ
眉を上げて目を大きく開く
高音を出そうとする時に目をつぶる人が多いですが、これは逆効果です。目をつぶると体は固く緊張してしまうので、高音が出しにくくなってしまいます。
ですから、高音を出したい時こそ、眉を上げて目を大きく開いてみてください。そうすれば緊張が解けて、今よりも高音が出しやすくなるはずです。
また、高音を出すには、顔・頭の上・後頭部のほうに意識を持っていき、上の部分で響かせることが重要です。しかし、そんなことを言われても、よく分からないですよね(笑)
そこで、眉を上げて目を開くことで、自然にその意識を作ることができます。試しに今、眉を上げて目を開いてみてください。
いかがでしょうか?
意識が自然に、顔の上から頭のほうに行きますよね。
つまり、ただ眉を上げて目を大きく開くだけで「緊張が解ける + 顔の上のほうに意識を持っていける」ようになり、高音が出しやすい状態ができるのです。
上目遣い
眉を上げて目を開くと、大体の方が自然にアゴが引いた状態になります。アゴを開くと、喉が開いて息と声がしっかり通るようになるので、より高音が出しやすくなります。
ですから、眉を上げて目を開いても、アゴが引いた状態にならない方は、ちょっと斜め上を見るようにしてみてください。つまり、これが「上目遣い」です。
上目遣いは、女性なら写真を撮る時に意識している方が多いと思いますが、あの時も自然にアゴが引いた状態になりますよね。それを歌う時にも意識してやってみましょう。
きっとそれだけで高音が出しやすくなりますよ。
口角を上げる
口角を上げることでも、この3つの状態を作ることができます。
- 顔の緊張が解ける
- 顔の上に意識を集中させ、上で響かせられる
- 喉が開く
また、口角を上げるということは笑顔になることです。笑う時の声は、普段の声よりも高い方が多いはず。ですから、自然に高音が出しやすくなります。
ただし、無理に口角を上げようすると、逆に力が入って顔が緊張してしまいます。目いっぱい上げる必要はありませんので、あくまでも軽く、自然に口角を上げることを意識してみましょう。
マイクを軽く持つ
マイクをギュッと力強く握ると体に力が入るので、喉が締まってしまいます。喉が締まった状態で歌うと、息や声の流れが悪くなり、高音が出にくくなります。
ただでさえ、高音を出す時には体に力を入れてしまいがちです。
ですから、マイクは握るではなく、軽く持つだけにしてください。親指と人差し指で輪を作るようにして、他の指は触れるか触れないかくらいでも良いです。
指や手の力が抜けると、肩の力も抜けるので、上半身をリラックスした状態にできます。体の力が抜ければ、高音も出しやすくなるはずです。
喉が締まった状態では、喉に負担がかかって痛めやすくもなりますので、なるべく体の力を抜いて歌える工夫をしてみましょう。
まとめ
今回はカラオケの高音の出し方のコツを4つご紹介しました。
- 眉を上げて目を大きく開く:緊張が解ける、顔の上で響かせる、喉が開く
- 上目遣い:アゴが引けて喉が開く
- 口角を上げる:緊張が解ける、顔の上で響かせる、喉が開く
- マイクを軽く握る:上半身がリラックスした状態で歌える
どれも専門知識なしで、簡単に今すぐできる方法ばかりですので、ぜひ試してみてくださいね。