カラオケでは曲に集中するためにも、なるべく歌詞を覚えて歌いたいですよね。
しかし、歌詞を覚えたいと思っても、曲を聞いているだけではなかなか覚えられないという方も多いと思います。
そこで今回は、歌詞の覚え方を3つのステップに分けてご紹介します。
洋楽は事前に一手間を加えて4つのステップで覚えるのがコツになりますので、合わせて参考にしてみてください。
歌詞の覚え方3ステップ
歌詞を見ながら曲を流して歌う
歌詞を覚えるには、まず曲を流して歌詞を見ながら歌ってみてください。
聴くだけで覚えようとすると、どうしても聞き取れない言葉があったり、間違えた言葉で覚えてしまったりするからです。
知っている曲でも、初めて歌詞を見た時に「この曲って、こんな歌詞だったんだ」と思うことがありますよね?
しかし、最初から歌詞を見ておけば、そんな風に思うことはなくなるはずです。
また、耳・目・口の3つを使ったほうが、記憶にも定着しやすくなるというメリットもあります。
ですから、必ず最初は歌詞を見ながら歌って、歌詞で使われている一つ一つの言葉をしっかり理解することから始めていきましょう。
ちなみに、歌詞を見ながら歌うと言っても、最初からカラオケに行って歌うわけではありません。
自宅で歌詞カードなどを見ながら歌ってみてください。
通勤中の電車内など、声を出せない場面でも、歌詞を見ながら曲を聴くのは有効です。
歌詞を目で追って、頭の中で黙読しながら曲を聴いていきましょう。
ワンポイント!
歌詞カードがない場合は、『曲名 + 歌詞』で検索してみてください。
ネット上には、大体の曲の歌詞が掲載されています。
歌詞を見ずに曲を流して歌う
歌詞を見ながら何度か歌ったら、今度は歌詞を見ずに曲を流して歌ってみてください。
ミュージシャンの方が歌っている曲に合わせて、一緒に歌ってみましょう。
これで「歌詞をどの程度覚えることができたか?」「どの辺の歌詞があやふやなのか?」自分でも把握できるはずです。
勉強に例えると、歌詞を見て歌うのは、教科書や参考書を読むこと。
歌詞を見ずに歌うのは、問題集を解くようなイメージです。
問題集で間違えたら、もう一度教科書や参考書を読んで確認しますよね。
それと同じように、覚えることができていない箇所を意識しながら、また歌詞を見ながら歌っていきます。
このように『歌詞を見て歌う ⇒ 歌詞を見ずに歌う』を繰り返していけば、どんどん歌詞を覚えていけるでしょう。
アカペラで歌う
ある程度「歌詞を覚えられた」と自信ができたら、今度は曲を流さずに、歌詞も見ずにアカペラで歌ってみてください。
これはカラオケで歌うという本番試験に向けて、模試を受けるようなものです。
曲を流しながらなら歌詞が出てきても、曲を流さないと歌詞を忘れて歌えないというのは、よくあること。
頭の中で曲の音楽をイメージしながらアカペラで歌えるようになれば、完璧に歌詞を覚えたと言えるでしょう。
ちなみに、ここまでの3ステップで歌詞を覚えれば、実は歌詞だけでなく、曲全体を覚えることができます。
カラオケで上手く歌うには歌詞を覚えることが有効ですが、入るタイミングや間なども意識すると、より上手く歌えるようになります。
そのためにも、アカペラで歌ってみるというのは、非常に効果的な練習方法になります。
曲を聴くだけが歌詞を覚える方法ではありませんので、ぜひ曲を聴かない・歌詞を見ない練習も行ってみてくださいね。
ワンポイント!
バイト中や、就寝前の布団の中などには、声を出さずに頭の中でアカペラで歌っている事をイメージするのもオススメです。
洋楽の歌詞を覚えるためのコツ
洋楽の歌詞が覚えづらい理由
J-POPの曲の歌詞はそこそこ覚えられても、洋楽となると覚えられないという方も多いと思います。
その理由はズバリ、英語に慣れていない(英単語を知らない・読めない)からです。
日本語でも初めて聞く言葉、特に法律用語などは覚えようとしても、すぐに覚えられないですよね?
ですから、慣れていない言葉を覚えるというのは、それだけ難しいのも仕方がないのです。
しかし、洋楽の歌詞を覚えるのは、実は日本語の法律用語を覚えるよりも簡単だったりします。
なぜなら、洋楽の歌詞なら曲に合わせて覚えられるからです。
そもそも好きなミュージシャンの曲ですから、聴くことや歌詞を見ることは苦にならないでしょう。
洋楽の歌詞を覚える前の一手間
洋楽の歌詞を覚えるためには、先ほど紹介した3つのステップだけでも、やや非効率です。
なぜなら、先ほどもお伝えしたように『英語に慣れていない』という壁があるからです。
そこで加えて欲しい一手間が、歌詞にカタカナで振り仮名を振ってみること。
カタカナで読み方を理解すれば、グッと歌いやすくなります。
まずは歌詞を書き起こすなり、プリントアウトするなりして、全ての英単語に振り仮名を振ってみてください。
それから曲を聴いて、自分で書いた振り仮名を、ミュージシャンの方の歌い方に修正していきます。
例えば「Why」という単語は『ホワイ』という読み仮名で解説されることが多いですが、実際に聴くと『ワイ』に近いです。
歌い方や間の取り方、前後の英単語によっても、同じ単語でも聞こえ方が全く異なることがあります。
ですから、振り仮名を振ったあとに、そのズレを修正することが大事になります。
ここまでできたら、あとは先ほどの3つのステップに従って、歌詞を覚えていくだけです。
洋楽の歌詞に振り仮名を振るのはちょっと面倒な手間ですが、これだけで確実に覚えやすくなるでしょう。
カラオケで歌ってみたい洋楽がある方は、ぜひ一度試してみてくださいね。
まとめ
今回は、歌の『歌詞の覚え方』についてご紹介してきました。
- ステップ1:歌詞を見ながら曲を流して歌う
- ステップ2:歌詞を見ずに曲を流して歌う
- ステップ3:アカペラで歌う
- 洋楽の歌詞の場合:事前に英単語に振り仮名を振っておく
歌詞を覚えれば、カラオケでも上手く歌えるようにもなります。

ぜひ今回の内容を参考にして、カラオケのレパートリーを増やしてください。
レパートリーが増えれば、さらにカラオケを楽しむことができるでしょう。