以前のカラオケボックスでは歌う人用のモニターが設置されており、前で披露するように歌うのが一般的でした。しかし、徐々に自分の席で座ったまま、もしくはその場で立って歌う方が多くなり、最近は一部屋に一つの大画面モニターしかないのがほとんどです。
ですので、歌う時の姿勢が変になったり、歌いづらさを感じたりしている方も多いと思います。
今回は『カラオケで上手く歌うための正しい姿勢』について解説していきます。
カラオケは座って歌うよりも立って歌うほうが良い
カラオケでは座って歌うよりも、立って歌ったほうが歌いやすくなります。なぜなら、立って歌ったほうがお腹に力が入るため、声も出しやすくなるからです。
もし、座って歌うにしても、足を組んだ状態ではさらに声が出しづらくなります。上手く歌いたいなら、なるべくお腹に力を入れられる姿勢で歌ってください。
また、「立ったほうが歌いやすいのは分かるけど、なんとなく恥ずかしい」という方も多いでしょう。そういう方は、なるべく最初の内に盛り上がる曲を歌って周りを巻き込んでみてください。
途中から立ち上がったり、あまり自信のない曲で立ち上がってしまうと「自信がある曲なのか?」と注目を集めてしまいます。それが盛り上がらなかった時には、ますます立ちづらい状況になってしまいますからね(笑)
しかし、最初の曲で立って歌うことで2曲目・3曲目も続けて立って歌えば、あなたが立って歌うのは普通の事として、周りも受け入れやすくなります。あなたが立って歌えば、立って歌う方も増えるはずなので、より抵抗なく立って歌えるようになると思いますよ。
カラオケで上手く歌うための正しい姿勢
リラックス
歌う時はリラックスして立つのが基本です。しかし、単に力を抜いただけとは違いますので、この辺は感覚が難しいところです。
まずは、筋肉を全て上に押し上げる感じで、両手を組んで上に伸ばしてください。充分に上に伸ばしたら今度は力を一気に抜きます。
力を抜くと自然に良い体勢になりますが、これはあくまでもリラックスするためです。この力を抜いた状態が基本で、ここから正しい姿勢を作っていきます。
正しい姿勢の作り方
歌う時の正しい姿勢を作るには、この3つがポイントです。
- 足は肩幅程度に開く
- 背筋はピンと伸ばす
- 手は自然に足の横に持ってくる
これが歌う時の正しい姿勢です。もちろん力を入れる必要はありませんので、力は抜いてくださいね。
歌う時の視線
歌う時に自信がないと、視線は下向きになってしまいがちですが、必ず真っ直ぐにして歌うようにしてください。下向きでは喉が閉じてしまい、声も出しづらくなります。
ただし、立ってモニターの歌詞を見ていれば、視線は自然に真っ直ぐになりますので、難しくはないはずです。
また、歌って力が入ってくると、逆に顎が上がってきてしまう事もあります。顎が上がると喉に力が入り、大きな負担になってしまいます。
ですから、歌う時の視線の面から考えてみても、座って歌うよりも、立って歌ったほうが良いでしょう。
まとめ
今回は『カラオケで上手く歌うための正しい姿勢』について解説しました。
- 座って歌うよりも、立って歌ったほうが良い
- リラックスして力を抜いた状態を作る
- 足は肩幅程度に開いて、背筋をピンと伸ばし、手は自然に足の横に持ってくる
- 視線は真っ直ぐ見る
始めのうちは意識しないと難しいかもしれませんが、何度もやっていれば、自然にできるようになるでしょう。
変な姿勢の癖がついてしまわないうちに、なるべく正しい姿勢で歌えるように改善してくださいね。