カラオケのマイクの持ち方は迷いますよね? プロの歌手の方でも、マイクを握る場所・角度・口からの距離は人それぞれなので、どの持ち方が正しいのか悩んでしまう方も多いと思います。
今回は『カラオケマイクの正しい持ち方』について解説していきます。マイクの持ち方一つで聞こえ方は大きく変わりますので、ぜひ参考にしてみてください。
カラオケのマイクの正しい持ち方
マイクを握る場所
プロの歌手には、よくマイクのヘッド部分を隠すようにして持っている方がいますが、その持ち方はマネしないでください。
マイクのヘッドは、声を拾ってくれる重要な部分です。そのヘッドを隠してしまうと、上手く声を拾ってくれなくなってしまいます。
プロの歌手の方がそれでも上手く歌えているのは、プロとしての実力があるからです。また、性能の良いマイクを使っていて、それを音響さんが絶妙に調整してくれているためでもあります。
ですから、カラオケのマイクを持つときは、なるべくヘッド部分に触れないようにしてください。
ただし、あまりに下のほうを持ちすぎると、マイクが重く感じて、腕が疲れてしまいます。
ヘッドのすぐ下あたりを握れば、腕も疲れにくくなるでしょう。
マイクを持つ角度
ラッパーの方はよくマイクを斜めに持っていますが、あの持ち方はかっこいいですよね。男性の方なら一度はマネしたことがあるのではないでしょうか?
しかし、あの持ち方もマネしないでください。
僕たちがカラオケ店で使っているのは、単一指向性(たんいつしこうせい)というタイプのマイクです。単一指向性のマイクはヘッドの真上からだけ声を拾っています。マイクを斜めに持ってしまうと、声を上手く拾ってくれなくなってしまいます。
ですから、カラオケでは真っ直ぐ向いて、マイクを床に対して平行に持つのがベストです。
ちなみに、司会者のように縦に持つのも、カラオケのマイクは音を上手く拾ってくれませんので、気を付けてましょう。
マイクと口の距離
プロの歌手の方の中には、マイクに口をつけて歌っている方もいますよね。当然ですが、マイクと口の距離が近いほど音を拾いやすくなります。
しかし、たしかにマイクに口をつければ音をよく拾ってくれますが、この持ち方はあまりオススメできません。
なぜなら、汚いからです。他人のつばがたくさんついているマイクに口をつけるのは、嫌ですよね(笑)
仮にあなたが平気でも、一緒に行った相手は確実に嫌がります。もしデートで行ったカラオケでマイクに口をつけて歌っていたら、それだけでフラれてしまう可能性すらあります。
カラオケのマイクと口の距離は近いほど良いですが、マイクを口につけないように気を付けてください。
ただし、つくかつかないかのギリギリを狙っても、相手には口についているように見えてしまうこともあります。
ですから、相手には明らかに口から離れているのが分かる程度には離しておいたほうが良いです。目安としては、指2~3本分。これで大体5cmくらいになります。
これくらい口から離しておけば「汚い」と思われることはありませんし、マイクも問題なく声を拾ってくれるでしょう。
まとめ
今回は『カラオケのマイクの正しい持ち方』について解説してきました。
- 握る場所:ヘッドのすぐ下
- 持つ角度:床に対して平行に持つ
- 口とマイクの距離:5cmくらいは離す
今まであまり持ち方を気にしていなかった方なら、この持ち方をするだけで上手く歌えるようになることもあります。
見た目よりも歌唱力を重視したい方は、ぜひ一度試してみてくださいね。